イケメンを考える

ほぼ壁打ちです

テニミュと私について


突発的にブログ開設した。

ツイッターの140文字じゃ収まらない考えとかをどこかに残しておきたかった。

すでにはてなブログのアカウントは持っていたが、そっちはジャニーズ専用だったのでアカウントから新しく作った。



テニミュと私について考えてみたくなった。



2日前の2018年2月18日、ミュージカルテニスの王子様3rd season 青学 vs 比嘉 が大千秋楽を迎えた。と、同時に青学9代目と佐伯虎次郎が本公演を終えた。

大千秋楽の当日券は外れたため、新宿の映画館で嗚咽を漏らし大粒の涙を流しながら、彼らの姿を目に焼き付けた。

ここまで役者の代替わり、卒業が悲しいのは2nd Seasonの終わり以来だった。というかそれ以上に悲しかった。



私がテニミュを知ったのは中学3年の頃だったと思う。キャラソンを動画サイトで聴き漁っているとき、関連動画に現れたのが、「イリュージョン」。しかもダンス強化ver.とかで左右反転してた気がする。イリュージョン!?仁王くん!?と仁王雅治というキャラクターが大好きだった私は試しにその動画を見てみた。そこが始まりだった。

そこで仁王雅治を演じてたのは、中河内雅貴という俳優だった。演劇好きな人なら知っている人もいるだろうが、彼はめちゃくちゃ踊れる。ダンスが上手い。そしてその動画の中で、私が大好きな仁王雅治が確かに存在してて、動いてて、生きていた。そして残念ながら、その頃既に1st Seasonは幕を閉じていた気がする。私は、この中河内雅貴という俳優が演じる仁王雅治を、二度と、生で観られないんだということに気がついてしまったのもその時だった。

そしてニコニコ動画ではテニミュの空耳動画がとても人気だった。私もたこ焼きライスの動画は100回は見た。



そして私が高校生になる頃、2ndseasonが始まったはず。2ndは、立海戦は何が何でも観に行くんだと意気込んでいた。偶然、高校受験のために冬季講習とかに行っていた予備校で声をかけてくれた嵐ファンの子のお姉さんが、テニミュのファンクラブに入っていて、チケットを確保してもらうことができた。

そして高校2年の夏、上京した姉の元へ行くついでに私は1人水道橋に足を運び、初めてTDCホールに入った。関東立海戦だった。座席は2バルの下手だった。

観劇したその日の感想はあまり覚えていない。非情のテニスのメロディが違った!とか、くぼひでの仁王雅治がイメージ通りのビジュアルだったとか、そのくらいの記憶しかない。でも、すごいものを見てしまった、と感じたことは覚えている。

照明が行き交うあの板の上は、間違いなくテニスコートだった。



次にテニミュに行ったのは四天宝寺戦。国公立の大学入試が終わったその日に水道橋に行った。私の記憶が定かなら、その日ドームではローリングストーンズのライブがあったらしく、同じTシャツを着てる人がたくさんいた。

四天宝寺戦を見るに当たっては、キャストのことをよく調べた。お気に入りを行く前に見つけよう、とブログをたくさん読んだ。入試前にも関わらず。その結果、顔が好みだったから、桃城役の石渡真修と遠山金太郎役の松岡広大が好きになった。

その日は平日だった。ぴあかなんかの一般発売でアリーナのチケットが取れていた。通路からも3席ほどだった気がする。すぐ後ろから遠山金太郎が登場したり、不器用な青学2年ダブルスがアリーナ通路まで降りてきたり、好きな役者を近くで見て興奮したのを覚えてる。全国立海は大学生で良かったと心から思った。これが今からちょうど4年前の出来事。




大学に入り、私は一緒にテニミュを観に行く友達ができた。

大学のサークルの新歓期、同期と思われる子たちのツイッターを見てると、その中の1つに見たことある男たちがヘッダーになってるアカウントがあった。その男たちは2nd四天宝寺のキャストだった。私は思いきって声をかけて、最高のテニミュ友達を見つけることができた。あの時の謎の勇気に溢れてた私を褒めたい。


その友達と一緒に行った、全国立海。3時間半にも及ぶアツイ公演だった。7月の東京公演も、9月の凱旋公演も、ほぼ同じ1バル上手だった。

全国立海では、私か大好きなキャラクター、仁王雅治のシングルスがある。そしてそこで、私がテニミュに心惹かれるきっかけとなった「イリュージョン」という曲が披露される。

本当に楽しみだった。キャストは違えど、くぼひでの仁王雅治はビジュアルが完全に解釈一致の理想の仁王雅治だったし、何よりイリュージョンを生で観られることが嬉しかった。

が、7月にイリュージョンを見たとき、私は嬉しくもあり落胆もした。ダンスがめちゃくちゃ踊れる中河内雅貴がやっていたものと同じ振りを彼は頑張って踊っていた。しかし、完成度は正直高くなく、歌声も息切れがひどかった。悲しくなったのを覚えている。そして9月の凱旋公演、彼は2ヶ月前より進化したイリュージョンを見せてくれた。本来なら、7月の時点でそのレベルまで上げておくべきだろう。それでも、地方を回って不二に負け続け、成長した仁王雅治を彼は見せてくれた。スポーツ漫画によくある、「試合の中で成長している!」というのを彼は2ヶ月かけて私に見せてくれた。ダンスのレベルは中河内雅貴には及ばないが、それでも嬉しかった。感動した。

私の推し俳優になった石渡真修は相変わらず顔が好きだなと思ったし、松岡広大は相変わらず可愛くて身体能力が高かった。

この時の私が、2ndseasonが終わるということをどれだけ意識していたかは覚えていない。




そして2014年秋、ドリライ

2ndseasonの本当の終わり。


この時既に3rdの青学キャストは発表されていたはず。リョーマ役の彼のいろんなアレを知り、やっぱ2ndが最高だな!!!と自分の中で思った。3rdは毎公演1つ行くくらいでいいや、だって2ndが私にとって1番だし、そんな感覚だった。




ドリライ2014の記憶も正直あまりない。どちらかというと、終わった後にキャストたちがあげていたエモさ100%のツイッターの方が覚えている。特に石渡真修のヘアワックスのツイート、あれには涙腺が緩んだ。木村達成と石渡真修、いい関係性の青学2年生だった。2人の不器用っすからが本当に好きだった。松岡広大は本当におごえくんが大好きってことが伝わってくるブログをよくあげていたね。




そしてゆるゆるとはじまった3rd Season。

ここからの話は次の記事にしようと思う。